僧帽筋下部線維のトレーニング その3

僧帽筋下部線維のトレーニング その3

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以前、僧帽筋下部線維のトレーニングについて取り上げました。

(その1→こちら

(その2→こちら)

 

今回も、僧帽筋下部線維の強化の方法についてお届けします。

 

まずは、基本的なおさらいから。

 

僧帽筋下部線維とは

僧帽筋は下のイラストのように、上部、中部、下部に分かれています。

広範囲に存在しているので、その作用は複雑です。

今回取り上げる下部繊維は、第4〜12胸椎棘突起から始まり、肩甲棘三角に停止します。

下部線維単独で働くと、肩甲骨の内転下制、後傾に作用します。

 

運動の方法

壁の前に立ちます。

両上肢を挙上し、肩を外旋して手の甲を壁に着けます。

 

肩甲骨を引き下げるように意識しながら、両手を壁から離します。

上肢の動きと肩甲骨の動きを連動させます。(どちらかというと肩甲骨を意識)

これを繰り返します。

 

なかなか動きがつかみづらい運動ですが、やっているとコツがつかめると思います。

上肢を意識しやすいため、肝心の肩甲骨の疎かにならないように。

また、体感の代償が起こらないように注意してください。

 

ありがとうございました。

 

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