心リハのイラスト(レジスタンストレーニング)

心リハのイラスト(レジスタンストレーニング)

〈スポンサーリンク〉



 

レジスタンストレーニングとは

筋肉に負荷を与えることで、筋力、筋パワー、筋持久力といった骨格筋機能を向上させるトレーニングです。

基礎代謝の改善や再発危険因子の是正のみならず、心疾患患者のQOLを改善させるために重要ですね。

 

レジスタンストレーニングの効果

レジスタンとリーニングには以下のような効果があります。教科書からあげてみると・・

・筋力、持久力の改善

・除脂肪体重の増加

・基礎代謝の増加

・耐糖能の改善

・インスリン感受性の改善

・自己効力感の改善

・バランス機能の改善

・慢性疾患の予防やコントロール

・ADL能力、QOLの改善

(以上『「なぜ」から導く循環器疾患のリハビリテーション』より引用)

 

レジスタンストレーニングのイラスト

レジスタンストレーニングは自重を使ったものや、機器を使ったものなどがあります。イラストを描いてみました。

自重を使った運動の方法

・スクワット

椅子など安定したものにつかまって、膝を曲げていきます。膝を曲げるというより、お尻を後方に突き出すイメージですね。※スクワットの詳細は別記事をご覧ください(→こちら

・ランジ

片足を前方に踏み出して、後ろの膝を曲げながら上体を下方に落としていく運動です。

※ランジの詳細は別ページをご覧ください。(→こちら

 

マシーンを使用した運動の方法

・レッグプレス

ウエイトトレーニングの定番。スクワット同等の効果がありますが、負荷量を調整できることが、メリットですね。

・レッグエクステンション

レッグプレスに比べて、膝関節を単独に動かすことができる大腿四頭筋の強化に特化したトレーニングです。これも負荷量が調節できます。ただし膝に問題がある方はやめた方が無難ですね。

自重とマシーン、どっちが良いの?

どっちが良いというわけではありません。

目的や状況に応じて、自重とマシーンを適切に組み合わせるのが最善です。

自重のメリットはなんといってもコストがかからずに自宅で簡単にできることです。思い立ったらすぐにできます。

また単に筋力だけを鍛えるのではなく、体幹の安定性やバランス能力を高めるというメリットもあります。

対して、マシーンは病院や施設でしか行うことが困難なため、気軽にできません。購入して自宅で行うことも可能ですが、よっぽどのお金持ちしかできないでしょう。

ただ負荷の調節が容易なため、初心者は低負荷で安全に、運動に慣れてきたら徐々の負荷を上げることができます。

またマシーンが動きの軌道を誘導してくれるため、正しいフォームでトレーニングできることもメリットです。

 

自重か、マシーンか、どちらか一方だけでなく、バランスよく取り入れることで効果を最大化できます。

 

ありがとうございました。

 

ポチっとお願いします↓

オリジナルイラストランキング

〈スポンサーリンク〉