肩関節の夜間痛のポジショニング

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肩関節の夜間痛について

肩関節周囲炎などで夜間に痛みが出現し、十分に睡眠が取れない方が多くいます。

その対策としては、肩を冷や差ないことや、安楽なポジションを取ることで、緊張を緩和することが有効です。

今回、夜間痛のポジショニングについて、ベークシックなものを取り上げましたので、ご参考にしてみてください。

ポイントとしては、肩甲上腕関節に内旋ストレスが生じないようにすることです。

 

 

肩関節の夜間痛のポジショニング

【背臥位】

・肩〜肘の下にバスタオルを入れます。その時にタオルの高さは高くなり過ぎないように注意しましょう。

・腹部にバスタオルを乗せます。その上に、患側の上肢を乗せます。肘は曲げてください。

・枕の高さも、同様に高くなり過ぎないように注意しましょう。

【側臥位】

・患側を上にした側臥位になります。膝は曲げて安定させます。(膝の間に枕を入れても良い)

大きめの枕を抱き抱えるように設置します。その上にふわりと上肢を乗せます。(肩関節が下がらないように、つまり内転位にならないように、注意してください。)

ちょっとした工夫で夜間痛は軽減できますが、

就寝時のポジショニングであるため、気がつかないうちにズレてしまうこともあります。

その際は、背部に布団を丸めて設置する等の対策をとりましょう(側臥位の場合)。

 

痛みの変化をみながら、できるだけリラックスできる安楽なポジションを見つけてくださいね。

 

ありがとうございました。

 

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