基本動作(起き上がり・クマバージョン)その2

基本動作(起き上がり・クマバージョン)その2

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今回は、起き上がりの方法を、イラストを何回かに渡ってご紹介していきます。

その2弾。

側臥位から片肘支持位(On elbow)まで、ご説明します。

 

基本動作(起き上がり動作)とは

基本動作は、寝返り、起き上がり、座位保持、立ち上がり、立位保持などから成りたちます。

日常生活動作の中でも、起き上がることは非常に重要な動作です。

食べる、排泄する、整容するなどの生活日常動作が、起きることで容易にできるのです。

生活範囲がぐーんと広がります。

もちろん様々な要因で困難な方々もいますし、ベッドの普及により、容易に起き上がりが可能になりました。

しかし可能なことなら、起き上がることが自力でてきるようになれば、生活動作のバリエーションも増えて、生活が豊かになるでしょう。

先に述べた食べることや排泄することだけでなく、趣味の活動なども活動などができるようになるかもしれません。

 

イラストは手掌支持位を示しています。

 

起き上がりのイラスト(臥位〜寝返り〜片肘立ち〜片手掌支持位〜端座位

[側臥位〜片肘支持位]

今回は開始姿勢は側臥位から。

 

ベッドから下肢を降ろしながら(カウンター・ウエイトを活性化させて)、肘を支点にして、上体を起こします。

この時、反対側の肩甲骨の突出がキーになります。(片麻痺の方は肩甲骨が後退して寝返りできない傾向があります)ここでも腹斜筋が重要です。

 

上体を起こそうとすると、下肢が持ち上がって起きれないことがあります。(これをカウンター・ウエイトの活性化できない状態と言います)

 

 

色違いも、いくつか載せておきますね。(イラストは片肘支持位です)

 

 

 

 

 

まだまだ続きます。

次回は、片手掌支持位について、です。

 

ありがとうございました。

 

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