シリーズ言葉の意味8:「疲れました」の本当の意味を考えていますか?

シリーズ言葉の意味8:「疲れました」の本当の意味を考えていますか?

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シリーズ 患者さんの言葉の本当の意味を考えていますか その8回

「疲れました」の本当の意味を考えていますか?

「先生、疲れました。」

リハビリをしていると、よく聞く言葉です。

この一言を聞くと、

「今日はここまでにしましょう。」

「少し休んで続けますか?」

そんな対応をすることが多いと思います。

もちろん、それも大切です。

でも、一度立ち止まって考えてみてください。

患者さんが言う「疲れた」は、本当に身体の疲れだけなのでしょうか。

 

「疲れた」にもいろいろある

例えば、

「息が苦しい。」

「頭がぼーっとする。」

「痛みを我慢して疲れた。」

「人と話すことに疲れた。」

「頑張り続けることに疲れた。」

「先が見えなくて疲れた。」

同じ「疲れました。」でも、

意味はまったく違います。

身体疲労なら

運動量を調整する。

呼吸疲労なら

呼吸状態を確認する。

精神的疲労なら

今日は話を聞く時間にする。

つまり、

疲労を評価する

という話になります。

 

セラピストならどう関わるか

「疲れました。」

そう言われたら、

私は、

「どんな疲れですか?」

と聞くようにしています。

身体ですか。

息ですか。

頭ですか。

気持ちですか。

すると、

「今日は何となくやる気が出なくて…」

「夜眠れなくて…」

「昨日、家族が帰ったあとから寂しくて…」

そんな話になることがあります。

最後

「疲れました。」

その言葉を、

筋疲労だけで終わらせない。

その人は、

何に疲れているのでしょうか。

身体でしょうか。

呼吸でしょうか。

心でしょうか。

その背景を知ることが、

その人らしいリハビリにつながるのだと思います。

 

 

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