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乳幼児のポジショニング（腹臥位）について
10年以上前に、重心障害児の講習会を受講したことがあります。テーマは簡易的に行える乳幼児のポジショニング（腹臥位）についてでした。
腹臥位は痰や唾液の垂れ込みを防ぐことから、呼吸管理に適している姿勢と言えます。
その時もらった資料は無くしてしまいましたが、大掛かりな腹臥位装置を作製しなくても、身近にあるもの（タオル）を使って簡単に行えるため、よく行われているポジショニングの1つだと思います。
タオルは徐々にヘタッて（潰れて）しまうので、高さの調節が難しいことが短所です。（お子さんの体の大きさに合わせて、タオルの厚さを調整してくださいね。）
タオルを使用した腹臥位のポジショニング
バスタオルを胴の長さに合わせて畳みます。
畳んだバスタオルの上にうつ伏せに乗ります。
顔を左右どちらかに向けます。そして手足を軽く伸ばします。
そして、タオルの両側を内側に丸め込み、胴体を固定させます。
頭の下に畳んだタオルを入れます（体幹と頚部が水平になるように）
是非、取り入れてみてくださいね。
乳幼児の側臥位のポジショニングは別に記載しています。ご参考まで（→こちら）
ありがとうございました。
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