〈スポンサーリンク〉
僕が突発性難聴になって、2年。
仕事やプライベートで様々な問題を抱えていることは、以前記事に書きました。
(詳しくは→こちら)
もちろん今でも解決できないことは多々ありますが、
悩んでばかりいるわけにもいきません。
悩んで解決するわけではないですからね。前向きにいかないとねっ。
今回僕が記事を載せたことで、
「実はわたしも同じことで悩んでました。」
というメールをいくつかもらいました。
身近な職場の人からも、突発性難聴やメニエール病の経験があったことを明かされました。
程度の差こそあれ、難聴の人は世の中に多くいるようです。
いただいたメールや同僚との話の中で、「そうそう!」と
思わず言ってしまうようなものをいくつか紹介したいと思います。
片耳難聴のかた以外には「???」な内容でしょうが、
世の中にはちょっとした悩みや不自由を抱えているひとがいることを
少しでも想像してくだされば幸いです。
では、いくつかご紹介しますね。
「2人で歩く際に、相手が自分の聞こえる方にポジション確保します。最初は気を遣ってくれても、すぐに忘れるひとが多いので、その都度さりげなくポジションチェンジしています。」
これ、すごくわかります。僕もたびたびやります。
相手に気を遣かわせず、さりげなくってのが意外に難しいもんです。
「あっ、ごめんね。気が付かなくて」なんて言われたら、
逆にこっちが恐縮してしまいますからね。
「片耳聴こえるからわかるでしょって言われるけど、片耳では聞こえる音は半分以下になっているような気がします」
そうなんです。いちおう片耳は聞こえるんですけど、意味のある音として聞き取るには小さいんです。
「いちいち難聴ですって言いにくい。配慮してほしい感満載なのも、どうかと思うし。別に特別扱いしてほしいってわけでもないし‥。」
配慮して欲しいのと、特別扱いして欲しいのと、似ているようで全く違うんですよね。
「話のリズムや流れを止めたくないから、聞き返すことができない。」
1対1の対面での会話なら、聞き返すこともできますが、
集団での会話で、流れを止めることは、まず無理です。
まあ、そもそも集団の会話には入れませんけど(泣)。
「何度も聞き返せなくて、ついついわかったふりをして、愛想笑いをしてしまう。」
聞き返すのは2度まで。3度目からはかなり難しいと思います。
全部わからなくても、表情を含めニュアンスを嗅ぎ取って、愛想笑いでごまかしてしまいます。
「ヘッドフォンやイヤフォンの片側の分に、お金を払うのが腹立たしい!」
これはよくわかりません。
仕方ないとあきらめています。
みんなおんなじことを考えているんですね。
僕自身は、今回同じように悩んでいる人の存在を知って、気持ちが少し軽くなりました。
この記事を読んで、同じ悩みを抱えているかたと少しでも気持ちの共有ができたなら嬉しいです。
突発性難聴者が、世の中にはたくさんいるということの理解が進むことを願っています。
〈スポンサーリンク〉