排痰(座位で呼吸介助)のイラスト その4

排痰(座位で呼吸介助)のイラスト その4

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座位で行う呼吸介助について

今まで排痰のイラストをいくつか描きました。

 

側臥位での呼吸介助(→こちら

半腹臥位・前傾側臥位での呼吸介助(→こちら

ヘッドアップ位での呼吸介助(→こちら

 

今回は座位で行う呼吸介助のイラストです。

座位になると、重力により横隔膜下がるので、換気量の拡大がはかれます。

ドレナージの肢位について

ドレナージの肢位については、以前に述べました。(→こちら

痰がどこににあるかを確認して、適切な肢位をとりましょう。

繰り返しますが、今回は上葉(S1あたり)に痰があると仮定して座位を選択しました。

座位で行う呼吸介助の方法

患者は座位になり、介助者が後ろに立ちます。

介助者は両手を患者の胸上(介助者の母指球が鎖骨下端に触れる位置)にのせます。(圧が均等にかかるようにします)

 

呼気に合わせて胸郭を下方に押し下げます。

終末呼気まで押し下げて、吸気に移った瞬間に力を抜き圧迫を解放します(この時、手は離さない)。

これを繰り返します。

 

 

座位で行う呼吸介助のイラスト

色違いを載せておきます。

 

 

 

※もし胸郭の動きがわからなかったら、最初に胸郭に手を軽く添えて、胸郭の自然な動きを確認することをお勧めします。

 

ありがとうございました。

 

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