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Vステップとは
リハビリの場面では、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
リハの養成校でも習わなかったはず。
ダンスやエアロビクスなどでは当たり前のように使われますね。
健康体操でも、足踏みと同じように多く取り入られています。
足踏みと異なることは、前方、後方への制御が必要となることです。
また、足を開くことで、股関節外転筋群の活動を促します。
足を開いてV字を描くようにステップを踏むことから、Vステップと呼ばれているんですよね。
足と同時に同じ上肢を挙上すると、更に運動負荷が加わり、これはパーキンソン病の運動療法に用いられています。(その場合体幹の伸展、大胸筋の伸張を意識してください。)
運動の方法
立位になります。
右足から一歩斜め前に踏み出します。同時に右手も上げます。(ステップは①)
次に左足を一歩斜め前に出します。同時に左手を上げます。(ステップは②)
その後、右足を後ろに一歩下げて、元の位置に戻します。手も元の位置に戻ります。(ステップは③)
続いて、左足を後ろに下げて、右足に揃えます。手も元に位置に戻します。(ステップは④)
足のステップ位置を図に表すと、こんな感じになります。(①→②→③→④)
これを繰り返します。
10回繰り返したら、今度は左足からスタートし、同様に行います。(図では②→①→④→③)
運動の注意点
バランスに問題のある方は、手を使わないで、足のステップだけにしてください。
それでも難しい場合は、手すりを持つか、手すりの近くで行うようにしてください。
ありがとうございました。
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