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今回は、基本動作、その中でも、起き上がり動作の方法を、イラスト交えて4回に渡ってご紹介していきます。
基本動作(起き上がり)
基本動作は、寝返り、起き上がり、座位保持、立ち上がり、立位保持などから成りたちます。
日常生活動作の中でも、起き上がることは非常に重要な動作です。
食べる、排泄する、整容するなどの生活日常動作が、起きることで容易にできるようになるからです。
もちろん様々な要因で困難な方々もいますし、電動ベッドの普及により、かならずとも自力できる必要はないかもしれません。
しかし可能なことなら、起き上がることが自力でてきるようになった方が良いでしょう。
それ自体が体幹のトレーニングになりますし、生活動作のバリエーションも増えて、生活がより豊かになると思います。
趣味などの参加も容易になります。
※なお、起き上がりには様々な動作パターンがありますが、今回はベーシックなものをご説明します。
起き上がりのイラスト(背臥位〜側臥位〜片肘支持位〜片手掌支持位〜端座位)
[背臥位〜側臥位]
まず、背臥位から寝返る過程から。
頸部を屈曲(曲げる)、回旋から始まり、続いて肩甲骨を突出(前に出す)します。
そこから上部体幹の回旋、下部回旋をさせて側臥位となり、寝返りが完成します。
その時、腹斜筋の活動が重要です。
色違いもどうぞ。
(イラストは全て側臥位を表しています)
専門用語を使ったので、分かりづらかったかな。
本日はここまで。まだまだ続きます。
ありがとうございました。
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