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以前、僧帽筋下部線維のトレーニングについて取り上げました。
(その1→こちら)
(その2→こちら)
今回も、僧帽筋下部線維の強化の方法についてお届けします。
まずは、基本的なおさらいから。
僧帽筋下部線維とは
僧帽筋は下のイラストのように、上部、中部、下部に分かれています。
広範囲に存在しているので、その作用は複雑です。
今回取り上げる下部繊維は、第4〜12胸椎棘突起から始まり、肩甲棘三角に停止します。
下部線維単独で働くと、肩甲骨の内転と下制、後傾に作用します。
運動の方法
壁の前に立ちます。
両上肢を挙上し、肩を外旋して手の甲を壁に着けます。
肩甲骨を引き下げるように意識しながら、両手を壁から離します。
上肢の動きと肩甲骨の動きを連動させます。(どちらかというと肩甲骨を意識)
これを繰り返します。
なかなか動きがつかみづらい運動ですが、やっているとコツがつかめると思います。
上肢を意識しやすいため、肝心の肩甲骨の疎かにならないように。
また、体感の代償が起こらないように注意してください。
ありがとうございました。