長座位バランス練習 その1(体幹周りをボールで1周)

長座位バランス練習 その1(体幹周りをボールで1周)

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本日ご紹介するのは、長座位バランス練習です。

少しだけ専門的になりますが、バランス能力とは支持基底面の中に重心を落とし込み、姿勢を保つ能力のことです。(詳しくは⇨こちら

バランスには静的バランス動的バランスと大きく2つに分かれています。

静的バランスとは、静的平衡を保つ能力動かない状態を保ち続ける能力です。

動的バランスとは人が動いているときに、外力が加わっても動的平衡を保つ能力を言います。

つまり動きを伴いながらも転倒しない状態を保ち続ける能力を言います。

日常生活動作では、静的・動的バランス能力の両方が必要になります。

 

今回ご紹介売るのは、少しずつ動きながら、バランスを保つという動的バランスの練習です。

あえて上肢体幹に高度な作業を課題として課して、バランスを崩さずに行うことで、総合的な能力を高めるものです。

ゲーム的な要素も強いので、お子さんでも楽しく行えると思います。

ではやってみましょう。

 

運動の方法

足を投げ出して、長座位になります。

最初は足をしっかり開いて支持基底面を広くとりましょう。バランスをとりやすくなります。

小さいボールを両手で掴みます。

 

ボールを落とさずに、身体の周りを1周させます。まず右手に持って…

体の後ろで左手に持ち替えます。

 

ぐるっと回して、正面に戻します。

これを繰り返します。

 

また、反対方向も同様に行います。

 

適応など

適応は、両下肢にに麻痺があり、両上肢が動かせる対麻痺の方などでしょうか。

いろいろ試してみましょう。

 

ありがとうございました。

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