僕が登山が好きな理由

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40歳を過ぎて登山にハマる

僕は子どもの頃、走るのが速かったり、泳ぐのが速かったりしたものの、

高校時代は美術部に入部。

どちらかといえば、インドアの人間でした。

スポーツとは縁遠い感じでした。

 

そんな僕が、中年になって、登山にはまりました。

転勤で山岳が有名なところに赴任したことや

登山経験豊富な友人の存在が大きかったのですが、

それでもいい歳をして新しいことを始めるのは勇気が要りました。

 

最初はリフトで登れる山。

「登る」というより「運ばれる」と言った方が正確でした。

その後は少しずつ範囲を広げていきました。

日常から、切り離された空間は貴重で、登山がまさにリフレッシュとなりました。

 

僕が登山を好きな理由

ところで、僕が山が好きになった理由は何でしょうか。

ほとんどすべてのスポーツは「勝ち負け、競争、順位づけ」がありますが、

登山に関してはその要素が少ないことに関係しているように思います。

登っていても、他の人とスピードを競うわけでもなく、己との対峙。

自分との勝負なのです。

その時の体調に合わせて、場所や日程を変えることができるし、

誰にジャッジされるわけではありません。

 

テーマも自分で決められます。

「今日は風景を楽しみながら、ゆっくり登るぞ」とか。

「今日は花をゆっくり見ながら登ろう」とか。

「今日は山小屋に泊まってご来光を見る」とか。

 

ゆっくり登ることの言い訳のようなテーマ決めではあります。

中年からの登山ですから、のんびり、ゆっくり登るのが合っているようです。

でもそうと言っても、高齢の爺さんに軽々と抜かれると、それはそれで凹みますけどね。

 

耳の病気になってバランス能力に支障が出てから山には登っていませんが、

近い将来、また再開したいと思っています。

 

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