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リハビリの作業療法の訓練場面で、
輪投げ(輪入れ?)練習を行っているところをよく見かけます。
レクレーションでもよく取り入れられているこの「輪投げ」ですが、
今回は、その簡単な説明とイラストをご紹介したいと思います。
「輪投げ」で獲得したい上肢機能とは‥
手を伸ばしたり(リーチ動作と言います)、
ものを持ったり、触った触ったり‥、
手の機能は実にさまざまですが、
それらの動作のためには、
中枢である体幹がしっかり固定されることが必要になります。
また、手を動かすためには、同様に肩関節の固定も大切です。
そして更に、さらに肩や肘、手関節などそれぞれの関節が協調して働くことが必要です。
まさに総合的な運動の結果に、動作が遂行されると言えます。
輪投げは、こうした機能を総合的に高めるために行うのです。
もちろんそれが輪投げである必要はありませんが、
やはり訓練は単調になりがちです。
患者さんに飽きがこないように、さまざまな作業を選択して訓練に取り入れると良いでしょう。
達成感や楽しさを感じることで、患者さんのモチベーションは維持できます。
以前ご紹介した「ペグボード」も選択肢の1つですね(→こちら)。
「輪投げ」のイラスト
輪投げのイラストをいくつか描いてみました。
是非、機会があったら使ってみてくださいね。
色違い。
ありがとうございました。
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