〈スポンサーリンク〉
今まで5回に渡って嚥下体操についてご紹介してきました。
過去4回は以下の通りです。
・頸部の運動(→こちら)
・肩の運動(→こちら)
・口・頬の体操(→こちら)
・舌の体操(→こちら)
以前にも書きましたが、
この企画を立てたのは、職場のSTさんから依頼を受けたことがきっかけでした。
とある学会でSTの発表があり、そのイラストを描いてほしいというものでした。
期限は1週間と短く、忙しい時期ではありましたが、
僕の答えは、即、イエスです。
こんな下手くそなイラストでも、お役に立てれば嬉しいですからね。
最後は発声練習と咳払いです。
咳払いは体操の初めにやってもいいと思います。
では始めます。
発声練習
「パ・ピ・プ・ぺ・ポ」
「パ・タ・カ・ラ」
をゆっくり、はっきり繰り返し言います。
ちなみに‥
「パ」は唇をしっかり閉めて発音します。
「タ」は、舌を上あごにしっかりくっつけて発音します。
「カ」は喉の奥に力を入れて、喉を閉めることで発音します。
「ラ」は舌を丸め、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。
それぞれ、噛んだり、飲み込んだりするときの舌の動きの練習になります。
深呼吸・咳払い
お腹に手を当てて、ゆっくりと深呼吸を行います。
お腹を押さえて、ゴホンと咳払いをします。
以上、長々と5回に渡って嚥下体操について、ご紹介してきました。
お付き合い、どうもありがとうございました。
お疲れ様でした。
追記:
後でご指摘を受けたのですが、舌の運動のイラストの中で、舌の動きと一緒に眼も動いているのはマズいのではないかというものがありました。う~む、そうですね。疾患によっては、共同運動を助長させてしまうかもしれません。ご指摘ありがとうございました。
〈スポンサーリンク〉