本日は背筋の筋力強化です。
以前、腹筋のトレーニングについてご紹介しました。
腰痛の原因は体幹筋のアンバランス
臨床では背筋に比べて、腹筋の筋力強化を指導する場面は多いと思います。
腰痛の原因としては、背筋が過剰に働いて、腹筋とのバランスが悪くなっている場合が多いですからね。
ですが、最近はスマホの利用で、前かがみの姿勢をとることが多く、
その結果、猫背のなっているケースも少なくありません。
背筋を鍛えて、姿勢の改善に取り組む必要があるでしょう。
ただし、今回は比較的若い方向けのものです。
高齢者の方や背骨に変形がある方は、無理をしないでくださいね。
運動の方法
では、やり方です。
うつ伏せになります。
手を背中で組みます。(体幹に沿わせても結構です)
背中に力を入れて、胸を床から離していきます。
そのまま3~5秒保ち、ゆっくりと元に戻ります。
背筋が弱い方は、頸部の伸筋を使って頸部を反らせがちになりやすいです。
そうならないように、顎を引いて行いましょう。
別バージョン
余裕のある方は、手を頭の後ろに組んで行っても良いでしょう。
筋力の弱い方は、手で補助してもよいと思います。
この場合、手が主体とならいよう、
あくまで背中の筋肉を意識して身体を持ち上げてくださいね。
高齢の方、圧迫骨折の方などは、座って行う方法もあります。
また、別の機会にご紹介しますね。
ありがとうございました。
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