股関節内転筋群とは
股関節内転筋群とは以下の5つの筋肉から成り立っています。
大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、恥骨筋です。
以前、股関節内転筋の筋力強化の運動をご紹介しましたが(こちら→)、
今回は座位で行うバージョンです。
運動の方法
行うことは、臥位で行う方法と一緒。
両膝関節の間にボールやクッションを挟み、
そのまま潰すように力を入れながら5秒~10秒間保持します。
変形性膝関節症でO脚(内反膝)が問題となっている患者さんには、
内転筋を鍛えると内反の改善がされると言われています。
膝には矯正する筋肉はありませんが、
股関節の内側の筋肉を鍛えることで運動連鎖的な波及的な効果を狙っているんでしょうね。
簡単にできる運動ですから、予防的に早期から指導してみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。
〈スポンサーサイト〉