肩関節周囲炎などの疾患の急性期を過ぎて、
「さあこれから運動を」というときに、選択に上がる運動です。
テーブルの上に手を乗せることで、肩周囲に過剰な力が入りません。
また、痛みのある肩を積極的に動かすのではなく、
肩甲骨や体幹を動かすことで、肩への運動の波及を期待するものなので、
初期から行えます。
では、やり方をご説明します。
座位になり、机に両手をのせます。
手をそのまま動かさず、背中を丸くするように後方に引きます。
最終域で3~5秒保持したら、今度は体幹を前方に反らせるように戻します。
痛みのない範囲で、行ってください。
一見、テーブルサンディングと同じように見えますが、運動としては全く異なるものなので、気をつけてください。(テーブルサンディングはこちら)
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