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クロス・モーションとは
本日は、『クロス・モーション』という、上半身と下半身を対角線上に連動して動かす運動です。
具体的には、対角の上下肢を同時に後方にスイングさせた後、振り子運動をするように前方にスイングさせます。
運動軸の安定が必要な動作です。
サッカー等のキックを繰り返す動作の多いスポーツ競技者に多く発生する鼠径部痛症候群(鼠径部周囲に持続する疼痛の総称)の予防や、治療に効くと言われています。
運動の方法
運動を説明しますね。
立位になります。
一方の上肢を挙上(屈曲)し、対角線の下肢を伸展させます。
体幹を含め、身体全体が弓のように反らせます。
最終域から、反動を使って上下肢を振り下ろします。(この時、股関節の外旋が伴うようにします)
これを繰り返します。
運動の注意点
上肢と下肢がバラバラにならないように、連動させて動かします。(スムーズに同調させるのが理想的)1
股関節の伸展可動域がないと、なかなか難しい動作です。
事前に準備運動として股関節伸展可動域運動を行なっておくと良いでしょう。
例えば、次のようにして股関節を伸展させて、腸腰筋を伸ばしておく、とか。
立位が安定している方は、このような運動も良いかもしれません。(転ばなように手すりなどつかまってやってね)
詳しくは→こちら
クロスモーションは、高度なバランス能力が必要です。くれぐれも転倒に注意しましょう。
ありがとうございました。
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