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ダーメンコルセットとは
腰椎の圧迫骨折などで、一時的に動きを制限することが必要な場合、コルセットが用いられられることがあります。
また腰痛の急性期には腰椎を固定させることで、疼痛を軽減される役割を果たします。
コルセットには様々なタイプがありますが、今回ご紹介するものはダーメンコルセット(軟性コルセット)と言って、布に金属支柱が入ったものです。
ダーメンコルセットは硬性コルセットに比べ固定性の面で劣るものの、装着が容易で夜間も使用できるため、患者の受け入れも良好です。
コルセットには、腹圧の上昇などの効果もあります。
コルセットをつけると筋力低下を招く?
『コルセットをずっとつけていると筋力が落ちてしまうのが心配』という意見をよく聞きます。
これはある意味、正解です。
コルセットを装着していると、コルセットが体幹を支える役割をしなくてすむので、背筋や腹筋などの体幹筋がサボっている状態になります。その結果、必然的に筋力は低下します。
そしてコルセットを外す段階になったら、体幹がふにゃふにゃとなって支えきれずに痛みが再燃するのです。
『コルセットが悪者である』っていう話は、このようなことから発生しているのです。
そうならないようにするためには、コルセットをつけた状態の時から、筋力トレーニングをして、筋力低下を予防するのです。
もちろん体幹を動かすと、腰痛が悪化してしまいますので、体幹を動かさない状態で行える筋トレを選択しましょう。
運動の方法
以下にコルセットを装着した状態でも行なえる筋トレをご紹介します。(イラストではコルセットを描いていません)
・ドローイン(腹横筋のトレーニング)
詳細は→こちら
・背筋のトレーニング
詳細は→こちら
ありがとうございました。
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