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一世を風靡した「ドローイン」という運動を覚えていますか。
サッカー選手の長友選手がやっていて有名になりましたね。
ブームは去りましたが、定番の1つとなり、いろいろな場面で用いられています。
本日はその「ドローイン」をご紹介します。
正式にはドローイング・インなんでしょうかね。
まあ、今回はドローインで統一しますね。
ドローインとは?
ドローインは、身体のコアを鍛えることで、
安定性を高めパフォーマンスを高める役割を果たします。
また、同様な理由で腰痛予防、腰痛の治療に用いられたりもします。
もはや腰痛対策で欠かせないものとなっているでしょう。
ターゲットになるのは、体の深部の筋肉、具体的には腹横筋の活性化です。
※腹筋というと、一般的に腹直筋をイメージされると思いますが、そのさらに下に腹斜筋があり、さらに深部に腹横筋があるのです。
なかなか触りづらいので、意識しづらいかもしれませんね。
運動の方法
では、やり方です。
仰向けに寝て、両膝を立てます。
両手は腰骨の内下方に置きます。
(両手で、腹横筋の収縮を確かめます。
腹横筋は深層にある筋で、多裂筋や骨盤底筋群とともに腹部の安定性向上に寄与します。)
まず腹式呼吸から始めます。
腹式呼吸とは、吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹を凹ませます。
吐く時は、1m先の天井に向かって、1秒かけてゆっくりと行います。
それを数回繰り返します。
実はこれだけやっても、腹横筋は働いています。
余裕がありば、もう少し積極的に鍛える方法をしてみましょう。(こちらが一般に普及している腹横筋トレーニングですかね)
腹式呼吸で息を十分に吐ききったところで、お腹を凹ませたまま、その状態をキープします。
そしてお腹の力は抜かないで凹んだ状態をキープしながら、呼吸を普通に行います。
お腹に力を入れた状態になるので、呼吸は自然と胸式呼吸となります。
最初は10秒程度から始め、慣れたら1分と時間を伸ばしていきます。
今回は仰向けで行う方法を紹介しましたが、
慣れてきたら座って行ったり、立って行ったりもできます。
時と場所を選ばずできます。
長く退屈な会議の最中に、こっそりやることも可能です。
ぜひ、覚えてやってみたい運動ですね。
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