〈スポンサーリンク〉
人工呼吸器(NPPV)のイラストの変遷
NPPVは、非侵襲的陽圧換気(Non-Invasive Positive Pressure Ventilation)の略称であり、患者さんが自分自身の呼吸を補助するための医療装置です。
以前に人工呼吸器(NPPV)のイラストを何回に渡って描きました。
人工呼吸器のイラスト その1(→こちら)
人工呼吸器のイラスト その2(→こちら)
人工呼吸器のイラスト その3(→こちら)
今回はその第4弾です。
イラストの前に、少しだけ人工呼吸器に関する簡単なお勉強を(当たり前すぎて知っていると思うけど)。
代表的なアラームの原因について
リハビリスタッフが呼吸器の操作をすることは少ないと思いますが、アラームが鳴った時は対処が必要になります。
今回よく発生するアラームの種類とその原因について簡単に説明してみました。
低圧アラーム(気道内圧下限アラーム)
原因: 回路が外れ、接続部に緩み、チューブの破損など
また気管チューブのカフ圧低下がないか
患者の努力呼吸が増大した場合にも起こる。
低換気アラーム(分時換気量低下アラーム)
原因:回路の外れやリーク、折れ曲がなどの閉塞、カフ圧の低下
また患者の無呼吸、呼吸回数の低下
高圧アラーム(気道内圧上限アラーム)
原因: 痰の貯留、人工呼吸器との同期不良、肺コンプライアンス低下
回路の閉塞、折り曲がりなど
人工呼吸器(NPPV)のイラスト その4弾
NPPVのイラストをいくつか描いてみました。よろしかったらお使いください。
ありがとうございました。