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1つも病気にならないで、一生を終えるのは無理
「ピンピンコロリで逝きたい」という言葉をよく聞きます。
でも実際は、なかなかそう上手くはいきません。
長年病院に勤務していて、自分自身も何度も病気になった身として思うことは、
1つも病気にならないで、一生を終えるのは無理だということです。
亡くなる前までピンピン活動していて、突然バタンと倒れる人は稀です。
世界中には数え切れないほど多くの病気や疾患が存在します。
たとえば「ガン」「心疾患」「脳血管疾患(脳卒中)」「肺炎」「COPD」。
その他にも、「神経筋疾患」「自己免疫疾患」「脊髄損傷」「骨折」などなど‥さまざまです。
まだ原因や治療法がわかっていない病気あるし、新たなウィルスが蔓延されることもあるし、本当に枚挙にいとまがありません。
そんな数多くの病気・疾患をすり抜けることは不可能じゃないかと思ってしまします。
このイラストのように、スリスリとすり抜けていくのは、それこそ奇跡!
運よくすり抜けたと思っても、何千何万と存在する病気を完全にかわすことはほとんど無理です。
僕も中年になって、2つ大きな病気を患い、今も治療中です。
でも大きな病気になったからといって、これから免除されることがないことが辛いところです。
『一回大変ことがあったら、これからは免除ね』って言われたら本当に嬉しいんですけどね〜。
医療分野では予防、診断、治療が研究と進歩を通じて向上し続けていて、常に新たな知見が得られています。
ガンの遺伝子治療や、脊髄損傷の再生治療も進んできています。
病気にならず一生を終えることは不可能だとしても、今後の医療の発展に期待をしたいと思います。
(そう思う反面、不老不死を望んでいるわけではないので、誤解なきように。)
ありがとうございました。
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