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バランスボールを使って、立位保持能力を向上させるエクササイズ
小児の分野ではバランスボール使って、様々な運動療法を行うことがあります。
以前にバランボールの上に座って、体幹を強化するトレーニングについてお伝えしました。(→こちら)
その訓練では、小児はバランスボールの上で重心が前後左右に動かないように自然に上半身の微調整します。
今回ご紹介するのはバランスボールを使用した立位訓練です。
ボールの上に乗るわけではないですが、動くボールを支えることで、下半身を含めた全身の筋力強化と制御を学習します。
この他、ボールを使用するメリットは、下肢の支持性が不十分なお子さんでも導入しやすいことが挙げられます。
ボールの上に腹臥位になることから始めて、徐々に足底につけて荷重していきます。
そしてボールに寄りかかった立位になります。
バランスボール使用での立位訓練のイラスト
ボールは体型に合わせて、少し大きめなものを使用します。
ボールに寄りかかりながら、立位保持をします。
微妙に動くボールを制御しながら、静的にバランスを保ちます。
慣れたら、ボールを転がすこともやってみましょう。(難易度高いけど)
このバランスボールを使用した立位訓練には、安全性に留意する必要があります。
セラピスト(または介助する人)は十分に気をつけましょう。
ありがとうございました。
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