〈スポンサーリンク〉
住宅改修もリハビリの大切な仕事
退院予定となると、住宅の評価や改修が必要になります。
実際には「退院前訪問」として、理学療法士や作業療法士、ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、福祉関係の業者が患者本人を伴って自宅に伺うことになります。
その際、リハビリ職種は、患者さんの動作確認をして、患者さんが安全に生活動作ができるように、環境を整備します。
例えば、トイレのドアを開けるのに不安定であれば、手すりを付ける等‥の改修です。
自宅訪問の前の準備が大切
もちろん実際に自宅を訪問しなければわからないことは多いですが、事前にシミュレーションを行っておくことが大切です。
極端に言えば、行く前に行うシミュレーションで、その訪問が成功か失敗かが決まっていると思います。
事前に本人や家族から図面を描いてもらって、患者さんの移動や動作を考えます。
患者さんの持っている能力を考慮して、どんな環境を提供すれば、動作が可能になるかを考えておくのです。
それが出来ていれば、ほぼ成功と言えます。
住宅改修評価(ドアの幅の計測)のイラスト
例えば、車椅子を移動手段と考える場合、ドアの幅を測って、車椅子が通過できるか否かを評価します。
そのイラストを描いてみました。
ありがとうございました。
〈スポンサーリンク〉