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肩甲骨の突出とは
医療職やスポーツ関係者だけでなく、今では一般にもよく知られるようになったことですが、上肢を挙げる時には、上肢を単独で動かしているわけではありません。
上肢の挙上には肩甲骨が大きく関わっています。
肩甲骨は体幹と上腕骨を繋いでいる骨で、胸郭の上で自由に動くものです。
先に述べた上肢の挙上を例にとると、上腕骨の動きに連動して動いて十分な可動域が得られるのです。
一般的に片麻痺の患者は肩甲骨は引き込みが生じやすい(後退)ことで、寝返り動作が困難になる傾向がありますが、その場合は事前に肩甲骨を引き出す(突出)ことを学習することが有効です。
今回は肩甲骨の突出のイラストを描いてみました。
ROM(肩甲骨の突出)のイラスト
患者は背臥位になり、上肢を天井に向かって伸ばします。
介助者はその動きを介助(時に抵抗を加えます)します。
ありがとうございました。
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