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足踏みとは
足踏みをすることで、歩行に必要な筋肉の働きを学習できます。
支持するための大腿四頭筋や大臀筋、中臀筋筋や、下肢を持ち上げるための腸腰筋の強化ができます。
歩行と異なることは、歩行には蹴り出し作用により自然に降り出しができるのに対し、足踏みではそれがありません。
よって、股関節屈筋群(腸腰筋など)の働きが大きくなります。
また歩行の場合は歩幅が大きくなれば、骨盤も回旋も大きくなり体幹の捻りも生じることになりますが、それは足踏みと異なるところです。
強度的には、歩行と足踏みは大きな違いはありません。
両者とも有酸素により、脂肪燃焼効果が得られます。
‥というわけで、足踏みと歩行は同じ効果もありますが、全く歩行と同じというわけではありません。
足踏みは歩行と違って、次ような大きなメリットもあります。
例えば、疲れたらその場で座ることができますし、転倒などのリスクを回避することができます。
術後や発症後初めて離床する時などは、歩く能力があるとしてもいきなり歩かずに、まずは足踏みをした方が良さそうですね。
運動の方法
立位となります。
最初は手すりなど支持できるものに掴まります。
その場で足踏みを行います。(足を上げる程度は、最初は少なく慣れてきたら、大きくしましょう)
時間はその方の体力に合わせて、3分〜5分できれば上出来です。(持久力をつけるためには5分以上やりたいところです。)
安定している人であれば、手を離して行ってください。
くれぐれも転倒しないように、気をつけてくださいね。
ありがとうございました。
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