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以前、僧帽筋下部線維のトレーニングについて取り上げました。(詳細は→こちら)
今回も、僧帽筋下部線維の強化の方法についてお届けします。
まずは、基本的なおさらいから。
僧帽筋下部繊維とは
僧帽筋は下のイラストのように、上部、中部、下部に分かれています。
広範囲に存在しているので、その作用は複雑です。
今回取り上げる下部繊維は、第4〜12胸椎棘突起から始まり、肩甲棘三角に停止します。
下部線維単独で働くと、肩甲骨の内転と下制、後傾に作用します。
また、全部の僧帽筋が一度に収縮すると、上方回旋に働きます。
運動の方法
イラストのように、両肘屈曲位、肩90度外転、肩甲骨を上方回旋させます。
そこから肩甲骨を下制して5秒間保持します。
これを繰り返します。
なかなか動きがつかみづらい運動ですが、やっているとコツがつかめると思います。
ありがとうございました。