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今回は僧帽筋下部線維のトレーニングについてお届けします。
僧帽筋下部線とは
僧帽筋は下のイラストのように、上部、中部、下部に分かれています。
今回取り上げる下部繊維は、第4〜12胸椎棘突起から始まり、肩甲棘三角に停止します。
その作用は、肩甲骨の外転と下制です。
また、全部の僧帽筋が一度に収縮すると、上方回旋に働きます。
運動の方法
立位になります。
両手の手のひらをお尻に向けて、乗せます。
そして、両手を下側(大腿方向)に滑らせます。
腰が反ってしまうと、僧帽筋下部繊維が張れません。腹部も凹ませるように意識して腰の反りを予防してください。
それぞれ5〜10秒間をキープします。それを10回位行います。
注意点
これらの筋力トレーニングは、やっている実感が湧きにくいものだとものです。
特に僧帽筋の上部繊維が硬くなっている場合は、効果も低くなってしまいます。
最初に僧帽筋の上部繊維の評価を行い、伸張性が足りない場合は、十分に伸張を行いましょう。
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