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もう何度もこのブログに書きましたが、僕は以前にインドのマザーテレサの施設でボランティアをしていました。
その時に、直接マザーの話を聴いたり、シスターたちからマザーの話を間接的に聴く機会もたくさんありました。
今回マザーテレサの、言葉をご紹介しようと思って、昔の日記(20年以上前!)を引っ張り出して読み返してみました。
当時は若かったこともあって、マザーの言葉の一つ一つが心に響きました。
忘れないように書き記したりしてましたし、また事あるごとに反芻したりしていたのですが、
今となっては、やばいくらいに忘れてます。
あんなに心に刻んだはずの言葉も、跡形もなく残っていません。
言い訳にしか聞こえませんが、日々忙しさに追われて、忘却の彼方になってました。
日記を読み返して、二重線を引いていたものがありました。
マザーがお話会でよく言っておっしゃっていものです。
「大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです」
なかなか重みのある言葉です。
現在の僕は、これと逆のことを言ったり実行したりしています。
つまり、気持ちも大事だけど、結果が伴わなければダメだと。
人はどんないいことを言ったりしても行動に移さなければ意味がないと。
心を込めるという曖昧なことではなく、目に見える行動に移すこと…などなど。
そう思っていることは今でも変わりませんが、時々仕事に慣れて機械的に動いている自分を発見してゾッとしたりもします。
この機会に、もう一度マザーの言葉を思い出して、自分の働き方を考え直してみたいと思います。
同じことをするのでも心を込めてやれば違うはずです。
患者さんに触れるときでも、心を込めて行えば自ずと優しい手つきになるはずです。
触れかた一つで印象もかなり変わります。
心の乱れを、患者さんは敏感に感じ取りますからね。
ちょっとしたことですが、普段から気をつけて行きたいものですね。
お付き合いいただきありがとうございました。
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