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ジャンプとは?
数ある運動の中でも、ジャンプは運動強度や難度を考えても、かなり高度な運動と言えます。
ジャンプを一言で説明すると、股関節、膝関節、足関節等を協調させて飛び上がり、再び着地をするということを短時間に行う動作です。
もう少し詳しく説明すると、飛び上がる際にはそれぞれの関節を強調して動かし(屈伸→伸展)、
着地の際は、地面から受け取る衝撃を軽減させるために、同様に動かします(伸展→屈曲)。
体重を持ち上げる強靭な筋力が必要ですが、そのほかにも下肢の各関節の協調性は言うまでもなく、
上肢や体幹との連動・協調性、全身のバランス能力も必要なのです。
簡単に見えますが、実はかなり複雑な要素が関わっているんですね。
運動の適応
難度や強度も高い運動なので、高齢者には不向きかもしれません。
どちらかと言えば、若者やアスリート向けでしょう。
靭帯損傷など運動器疾患の後期に行うこともありますね。
また、バーキンソン病など、協調性に問題が生じたり、運動の切り替えが難しい人も良い運動と言えるでしょう。
ジャンプしようとしても、足底が床にくっついたようになり、全くジャンプできない方もいますよ。
運動の方法
①その場のジャンプ
立位になります。
膝を曲げてジャンプし、
その場に着地します。
②前後方向にジャンプ
ポールを前方に置きます。(タオルなど、踏んでも大丈夫なものが良いと思います。)
ジャンプし、ポール(タオル)を飛び越えます。
今度は後方にジャンプし、飛び越えます。
③台にジャンプ
前方に台(例えば10cm台)を設置します。
膝を曲げて…、
ジャンプして…
台の上に着地します。
運動の注意点
リスクの高い運動ですので、転倒に十分注意しましょう。
初めは台を使わずに、その場のジャンプから始めてください。
それができたら、引っかかってもいいようなタオルを越えるようにジャンプをしてみます。
そして最終的に段差を超えるように…と、難易度を徐々に上げてみてください。
くれぐれも、気をつけて行いましょうね。
ありがとうございました。
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