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シルベスター法とは
シルベスター法は,英国の医師Henry Robert Silvesterによって提唱された呼吸の方法で,
換気量を増加させる目的で臨床で行われています。
一般には、開胸・開腹術後患者に対して肺合併症の予防や早期離床を目的に実施されています。
臨床場面では、ルート類があったりして十分に挙上できないこともありますが、
片手のみ行うとか、その場面でできる範囲のことでも十分に効果が期待できます。
運動の方法
ベッド上に横になり、両手を組みます。
息を吸いながら、上肢を挙上します。

頭上まで上げます。

今度は息を吐きながら、下ろします。可能な範囲で、ゆっくりと下ろします。
.

これを繰り返します。
上肢挙上により
- 大胸筋の伸張
- 肋骨の挙上
- 胸郭前後径増大
→ 受動的に吸気を誘発できます。
胸郭が開くことで、大きく呼吸できるようになります。
また、肘を掴んで行う方法もあります。ご参考までに。


呼吸方法は、同様です。
追記:長所と限界について
現在のガイドラインでは推奨されていませんが、呼吸運動と胸郭拡張の関係を理解する上では教育的価値があります。
以下に長所と限界を簡単にまとめておきますね。
⭕️ 長所
- 口対口が困難な状況で使用可能
- 器具不要
- 胸郭運動理解の教材になる
❌ 限界
- 換気量が非常に少ない
- 気道確保が不十分
- 現代のCPRより効果が低い
- 頸椎損傷や肩関節障害には不向き
限界はあるものの簡単にできるので、是非取り入れてやってみてくださいね。
ありがとうございました。
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