〈スポンサーリンク〉
肩に問題がある人は、肩甲骨に問題がある場合も多い
確かに、肩の痛みを訴えるかたの多くに肩甲骨の動きの低下が認められます。
胸郭にがっちり張り付いて、滑らかな動きが出来ない人、
動きが悪く、腕の動きに十分についていっていない人など、さまざまです。
そうした人の多くは、肩甲骨の動きを改善するだけで、かなり良くなります。(そうでない人もいるので注意!)
最近は『肩甲骨剥がし』などとも言われていて、よく知られるようになっていますね。
そのネーミングを聞いた時はびっくりしましたが、何となくイメージが伝わるので、個人的には悪くない良いと思っています。
まあ、肩甲骨が癒着しているような、変な誤解を招いているのも事実ではあるんですが。
そこで、今回は肩甲骨の運動を取り上げてみました。
肩の動きを良くするために、肩甲骨の動きを引き出すことは、大前提ですよ。
運動の方法
要は肩甲骨を意識して肩関節を回すだけなのですが、
回す方向は、縦方向と横方向にそれぞれ前回し、後ろ回しの計4方向に回します。
縦方向(矢状面)
動かす方の肘を曲げて手を肩に当てます。
前から後ろ方向に肩を回します。
肘で大きく円を描くようにしましょう。
こんな感じ。
【横方向】(前額面)
動かす方の肘を曲げて手を肩に当てます。
横方向に肘を回します。
。
肘で大きく円を描くようにしましょう。
こんな感じ。
できたら反対方向もやってみましょう。
運動のポイント
肘を曲げて行う理由は、その方が肩甲骨の動きを意識しやすいからです。
肘を伸ばして行うと、手先の動きが大きいために、肩甲骨の動きも大きいと勘違いしてしまいます。
肘の位置を意識し、軌跡を大きく描くようにしましょう。
ありがとうございました。
〈スポンサーリンク〉