腰痛「これだけ体操」をイラストでご紹介 その3

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「これだけ体操」とは

前回、前々回と「これだけ体操」についてご紹介しました。

 腰の伸展運動(→こちら)

 腰を屈曲する運動(→こちら

簡単におさらいすると、「これだけ体操」とは、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座の松平浩特任教授が考案した、腰痛体操です。

椎間板の中の髄核が中央からずれた状態を、元の良い位置に戻すことを目的としています。

 

腰を横に曲げる運動

今回はその第3弾、左右方向の運動です。

人の体は左右同じに見えて、実は違います。

カバンを肩にかける時、いつも同じ側にしていませんか。

また脚を組む時、同じ側が上になっていませんか。

それは左右差が生まれているサインです。

日常生活動作の積み重ねで、左右差が起こっているのです。

今回ご紹介する体操は、その左右差を改善する目的で行います。

腰の左右どちらかに違和感がある場合などに、行って欲しいと思います。

 

運動の方法

肩の高さで手掌から肘までを壁につき、

身体全体が「く」の字になるように、腰を横に曲げます。

(反対の手で腰を支え骨盤を押し込むようにしても良いでしょう)

その姿勢を5秒間保ちます。

 

そして逆方向にも同様に腰を曲げてみます。

左右差をみましょう。

行いづらい方向について、再度行い、最終的には左右差を感じなくなるくらいまで行います。

 

これも髄核が元の状態になることをイメージして行うと、良いと思います。

 

おわりに

3回に渡って、「これだけ体操」をご紹介してきました。

初期であれば髄核は容易に元に戻すことができます。

普段から自分の体に敏感になって、少しでも違和感があるようであれば、

早めに対応しましょう。

 

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