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以前、膝歩きについて、ご紹介したことがあります(→こちら)
今回は膝立ち位から片膝立ち位へのステップ練習です。
この運動は、股関節周囲筋の選択的な強化を図る目的で取り入れられることが多いです。
また脳血管疾患の運動療法に置いても、よく用いられています。
片麻痺患者の場合、股関節周囲筋、特に殿筋の収縮が不十分なことが多いと思いますが、
麻痺側のアライメントを保ちながら、健側(非麻痺側)を動かすことで、股関節周囲筋の促通ができます。
立位での運動に比べて重心が低いので、例え転倒しても大きな怪我にならないところも、よく用いられている理由の1つですね。
膝立ち〜片膝立ち運動の方法
では。やり方です。
まず、「膝立ち」になります。
お尻が後方に引けないように、膝の真上に股関節が来るように意識します。
次に、片側の膝を立て、「片膝立ち」になります。(必要に応じて台を支持してください)
このとき支えている側の股関節周囲筋が十分に働かないと、お尻が後方に移動して崩れてしまいます。
特に股関節伸筋(大殿筋)を意識しましょう。
運動のポイント
股関節(大転子)、膝関節、肩関節(肩峰)のアライメントに気をつけて、修正しながら行ってください。
転倒に注意して行いましょう。
お読みくださって、どうもありがとうございました。
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