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今回は、言語聴覚療法のイラストです。
言葉のリハビリには大きく2つあります。
失語症のリハビリと、構音障害のリハビリです。
失語症とは、脳梗塞や脳出血など大脳の言語を司っている領域(左半球)の損傷により、
話したり、読んだりということが困難になります。
書いたり、読んだりすることも同様に難しくなります。
よく、話せない患者さんに五十音表を渡したりするご家族の方がいらっしゃいますが、
失語症の人に五十音表は使用できません。
これに対して構音障害とは、
口や舌など発声発音器官の運動が障害され、話し言葉が不明瞭になります。
失語症と大きく異なるのは、聞いて理解することや、読み書きは正常にできるところです。
構音障害には五十音表の使用は可能です。
軽度であれ重度であれ、言語に問題を抱えるということは、
コミュニケーションをとる上で大きな問題です。
離すことにストレスを感じやすい患者さんに、
いかにリラックスして楽しく話せる雰囲気や環境を提供することが大切ですね。
ありがとうございました。
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