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本日は股関節の機能性を高める運動です。
股関節内外旋運動を行うことで股関節の前額面状の安定性を改善し、アライメントを整えるトレーニングのご紹介です。
股関節外旋筋群とは?
以前にもご紹介しましたが、股関節の外旋筋群とは、
梨状筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋の6つから構成されています。
いわゆるインナーマッスルです。
役割としては、股関節を外旋させるものですが、大腿骨を臼蓋に押し付けることで、股関節の安定性にも関与します。
このインナーマッスルと外側のアウターマッスルが連動して、はじめて安定したスムーズな動きが生まれるのです。
インナーが弱ってアウターだけ動かしていると、硬くなって痛みが出ることもあるんですよ。
以前、股関節の内外旋運動の座位で行う方法をご紹介しました(→こちら)が、
今回は側臥位(横向き)で行うバージョンです。「クライムシェル」呼ばれたりもします。
貝殻の折りたためる形状からこんな名前がついのでしょうね、きっと。
適度に重力がかかるため、適度な負荷となって、股関節外旋筋のトレーニングとして最適です。
弱めのゴムバンドを使用しても◎。
運動の方法
【側臥位で行う方法】
ではやり方です。
横向きに寝て、両膝を曲げて身体を安定させます。
下側の手は腕枕に、上側の手は床につけます。
そして、上側の膝を開くように、足を持ち上げます。
このとき踵はつけたまま行ってください。
それを繰り返します。
負荷が足りない場合は、膝直上にゴムバンドを装着させて行なっても良いと思います。
代償運動として骨盤が後方に回旋してしまうことがあります。気をつけましょう。
【座位でゴムバンドを用いて行う方法】
ちなみに座位で行う方法もあります。この場合は、必要に応じてゴムバンドを使用したりします。
この運動の利点は、テレビを観ながらくつろぎながら、だらだらと行えるのが良いですね。
すぐに効果の表れるものではないと思いますが、
長期的にみると、必ず動作のパフォーマンスは上がると思います。
ありがとうございました。
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