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昔からリハビリの場面でよく用いられる運動に「棒体操」があります。
テレビ番組でも紹介されることが多いですね。
棒を持つことで、上肢が固定され、運動の軌道も正確に描けるため、
比較的正確に運動できます。
自己流になりずらいということでですね。
棒は杖でも、ほうきでも何でもいいです。
重たくなくて、持ちやすいものであれば問題ないと思います。
無ければ、新聞紙を丸めてガムテープでとめれば、簡単にできあがります。
デイサービスなどでは、棒を作るところから始めても面白いかもしれませんね。
ではやり方です。
上肢の挙上運動
まずは上肢の挙上、体幹前面のストレッチです。
椅子に座って、(または立って)身体の前面で棒を握ります。
そのまま上方に挙上します。
体幹の側屈運動
次に、体幹の側屈運動です。
棒を持って挙上したあと、そのまま左右方向に倒します。
このとき、上肢だけの運動にならないように、注意しましょう。
体幹の側部をしっかり伸ばすことが大切です。
肘の屈伸運動
最後は、肘の屈伸です。
下図のように棒を下から持ち、肘の屈伸を行います。
棒に重りを巻いて、負荷を適度につけても良いでしょう。
上腕二頭筋の筋力訓練にもなります。
今回は座ってできるものを紹介しました。
筋力が十分にあり、高度なバランス能力があるかたは、立って行うのも良いでしょう。
棒体操には、まだまだいろんなバージョンがあります。
是非参考にしてみてください。(→こちら)
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