四つ這いでのバランス練習(ダイアゴナル)

「バランス」とはなんぞや‥という問いは、なかなか難しいと思います。

僕が学生だったときは、重心支持基底面内落とし込み、姿勢を安定させること、そして重心が支持基底面から外れたときは新たな支持基底面を作り、姿勢を保つこと‥なんてふうに習ったと記憶しています。(ああ、なつかしい)

ちょっと分かりずらいですよね。

用語を簡単に説明しますね。 

支持基底面とは、地面や床に接している面、立位でいえば、両足で囲まれた部分のことです。身体の重心がこの中にある限り、姿勢は安定します。

 

しかし上体を傾けたりしたときに、重心が両下肢の面から外れると、下肢に驚異的な力がない限り、姿勢を保持できず倒れてしまいます。

そのときに新たに一歩踏み出すことができれば、それが新しい支持基底面となり、重心がのその中にはいることになり、姿勢は安定するのです。

この能力をバランス能力といいます。

分かったようなわからないような説明ですみません。

機会があれば詳しく書こうとは思いますが、今回は意図していないので、先に進みますね。(詳しく知りたい方は、もっともっと優秀なブログがわんさかあるでしょうから、検索してみてくださいな^^)

 

バランスの練習には、様々なものがありますが、本日は四つ這いのバランス練習です。

立位のバランス練習は転倒のリスクがありますが、四つ這いでのトレーニングでは、仮に転んだとしても、ほぼ安全に行えます。コテンと転ぶだけですから。

またバランス能力だけではなく、体幹筋や下肢の後面の筋肉を積極的に鍛えられるというメリットもあります。

 

では、やってみましょう。まず、四つ這いになります。肩の直下に手が、股関節の下に膝が位置すようにします。

 

一側の下肢を、後方に挙上します。

 

下肢と反対側の上肢を挙上します。指の先から下肢の先まで一直線になるように意識させ、そのまま10~30秒間保持します。

 

やってみると、意外に難しいですよ。ぜひにやってみてください。

 

〈スポンサーリンク〉