股関節内外旋運動(座位)別名「パカパカ体操」

股関節の内外旋運動です。

この間、NHK「ガッテン」で取り上げていたので、

観た方も多いのではないでしょうか。

うちの患者さんの中にも、興味を持った方が多く、

放送直後に「こういうのって、私のにもいいのかしら?」と

聞いてこれた方が何人かいらっしゃいました。

ガッテン」で取り上げられた商品は、次の日にスーパーの棚から姿を消すことからもわかる通り、その影響力は絶大ですね。

わたしも患者さんの情報に乗り遅れないように、番組は毎週チェックしております。

患者さんの質問に対しては、

「股関節の内旋が禁忌の人工関節の術直後の方以外であれば、やっても良んじゃない?」とお答えしていました。

内外旋筋は股関節深部にあるインナーマッスルで、股関節の安定性を高める筋ですので、

それを鍛えることは大切なことです。

外側のアウターマッスルと連動して、スムーズな動きを生み出して機能を保っていますから。

 

番組では、腰痛との関連で紹介されていました。

股関節に問題のある人は、その不具合を腰の力で補ようとするため、腰に余計な負荷がかかってしまうと考えたようですね。

確かにありそうな話です。

 

座ったままでできますので、

テレビを観ながら、家事をしながら‥と同時にできるので、効率的です。

ただ、知らない人がみると、落ち着きのない人、または不審な人に見られるので注意しましょうね。

 

運動の方法

ではやり方です。

座って、脚を開いたり閉じたりするだけです。

足の幅は狭くしておいた方が効果的に内外旋が鍛えられます。

自主トレに組み込んではいかがでしょうか?

患者さんの受け入れは良さそうです。

 

ありがとうございました。

 

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