股関節内転筋群の筋力強化 その1

股関節内転筋群の筋力強化 その1

本日は、股関節内転筋群の筋力強化についてです。

 

股関節内転筋群とは?その作用とは?

股関節の内転筋群は大内転筋長内転筋短内転筋薄筋などで構成されています。

主な作用は股関節を内側に動かす運動です。

サッカーでインサイドキックをするときには、きっと作用していることでしょうが、

一般的には立ったり歩いたりするときに骨盤を安定させる役割を果たしています。

例えば片脚立ちをした時は、股関節の外転筋と同時に働いて、

骨盤が片側に傾くのを防止します。

この内転筋、外転筋のバランスが崩れると、骨盤が安定しなくなり、

スムーズな動作が困難になってしまうでしょう。

陰に隠れがちな地味~な筋肉ですが、非常に大切な役割を持っています。

 

運動の方法

ではやり方です。

まず横向きになり、上の下肢の股関節を屈曲させ、を前側に出し、身体を安定させます。

そして下になっている下肢を天井に向かって持ち上げます。

 

そのまま5~10秒保持して、ゆっくりと下ろします。

この姿勢で、下肢を上げるのは、結構大変なことです。わずかしか持ち上がらないし、

上げたままキープするのも大変です。

最低限、内腿に力が入っていれば、良しとしてもいいでしょう。

別の方法

おまけ。

台を使用して、内転筋を強化することもできます。

これはかなり大変。

ありがとうございました。

 

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