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「コッドマン体操」は時代遅れ??
僕が学生時代は、五十肩といえば、猫も杓子も「コッドマン体操」という感じでしたが、
今はどうでしょう?
僕がいる職場でこの体操を指導しているスタッフをみることは多くありません。
時代遅れなんでしょうか。
重力に逆らわず、余分な力を抜いた状態で運動できるこの運動は、
今も十分有効だと思うのですが…。
上肢の重さで関節包や肩の周囲筋に程度に伸長を加えることで、
烏口肩峰アーチ下の大結節の通過がスムーズに行ますから。
運動の方法
では、やり方です。
しっかりしたテーブルや机に健側の上肢をつきます。
両下肢を前後に少し開き、身体を前かがみにして、患側の上肢をだらりと下ろします。
そして、円を描くように身体を揺すります。
その動きにつられて、脱力した患側上肢が、円を描くように動きます。
最初は前後・左右の単純な動きから始めても良いでしょう。
運動のポイント
ポイントは、腕を自分で動かさず、身体を揺することで、
結果的に腕が動くようにすることです。
350~500mlのペットボトルを持ってやることを推奨しているものもありますが、
持つことで上肢に過剰な力が入り、脱力が難しくなるので、止めたほうがいいでしょう。
もしやるのであれば、手首に軽い重錘バンドを巻いて行いましょう。
ありがとうございました。
追記:
記事を更新しています。(→こちら)
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