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バランスボールを使用した肩屈曲(上肢挙上)運動
壁に向かって立ち、片手でバランスボール(または小さめのボール)を壁に押し当てながら転がすことで、
肩関節を自動介助的に動かす運動です。
◼️ この運動の位置づけ
- 振り子運動とアクティブ運動の中間
- 痛みを抑えつつ「動かす感覚」を再学習する段階に適する
- 腱板損傷後・拘縮傾向の肩・術後初期〜中期によく用いられる
◼️ 運動の方法
壁に向かって立ちます。小型のバランスボールを壁と手で支えます(無理な場合は両手でも可)。

そのままボールを転がすように上肢を挙上します。
最初は小さい範囲から、慣れてきたら範囲を拡大します。

それを繰り返します。
※「肩を上げる」より、「腕が自然についてくる」感覚を大切に。
◼️ この運動の利点
① 痛みを出しにくい
•ボールが支持面になるため→ 肩関節への負担が軽減
•自分で圧を調整できる
② 自然な可動域拡大
•肩甲骨と上腕骨の協調運動が起こりやすい
•無理に引き伸ばさず、「動きの流れ」で可動域が広がる
③ 筋活動が穏やか
•腱板・三角筋の低〜中等度活動
•防御性収縮が出にくい
④ 姿勢フィードバックが得られる
•壁があることで
•体幹の代償
•肩すくめ などにに気づきやすい
◼️ どんな人に特に向いているか
以下のような人に向いています。
- 腱板損傷・部分断裂(保存療法)
- 肩関節周囲炎の初期〜回復期
- 術後でまだ自動運動が不安な段階
- 「動かすと怖い」心理的ブレーキがある人
◼️ まとめ(ひとことで)
この運動は「肩を守りながら、肩を思い出させる」
とても賢いエクササイズです。
是非取り入れて、やってみてください。
ありがとうございました。
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