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以前に巧緻動作練習として箸の操作練習のイラストを描いたことがあります。
(巧緻動作:箸の操作 その1→こちら)
(巧緻動作:箸の操作 その2→こちら)
今回はその第3弾です。
今回も箸で大豆を摘んで運ぶ動作です。
巧緻動作訓練(箸の操作)の目的
以前に書いたことがあるかもしれませんが、箸を使用した巧緻動作訓練の目的を簡単に述べておきますね。
・巧緻動作の向上
箸で小さな物体をつまんだり、正確な位置に物体を置いたりすることで、手指の精密な動きを訓練します。
・筋力の向上
意外に知らせていませんが、臥床期間が長いと、全身の筋力が低下します。手指も例外ではありません。箸を使用して細かい動作を行うことで、手や指の筋力を鍛えます。
・食事動作以外の日常生活動作の改善
食事以外に手指を使った日常生活動作は多数あります。例えば、書字やボタンをはめる、裁縫など挙げればキリがありません。箸を使った動作はさまざまな動作に応用できます。
注意点
・適切な負荷と難易度:
練習の難易度は、患者の能力と目標に合わせて調整する必要があります。
箸を使った動作は難易度が高いので、少しできたからといって、早くから食事に導入しないほうがいいかもしれません。
楽しい食事が苦痛になってはいけませんから。
巧緻動作訓練(箸の操作)のイラスト
第2弾に描いたイラストと似ていますが、別ものです。(あまり大差はありませんが)
ありがとうございました。
よろしかったら使ってくださいね。
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