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動作介助方法勉強会1
僕が以前働いていた病院の新人研修として看護師さん向けに作った資料です。
僕ら理学療法士はバイオメカニクスの知識を持っているものですが、
他職種の方々は苦手に思っていることが多い印象があります。
今回は簡単に身体に負担が少ない方法を画像を用いて紹介しています。
当時はなかなか好評だったんですよ。(もう10年くらい前なので、少し古い部分があるかもしれません。)
はじめに〜目次
はじまり〜、はじまり〜。
こらから始まる講義の目標です。
この順番で進んでいきます。
動作介助のポイント
ポイントの1つ目。バイオメカニクスを理解しましょう。
これは名言!
その前に、『安定している』ということはどんな状態かを理解しておきましょう。
それを踏まえて、動かしやすくするためには、安定を壊すこと。
それには次のことを意識しましょう。
例えば、起き上がり動作介助を例にとると・・
立ち上がり動作を例にとると・・
動作介助のポイントの2つ目。正常動作を理解しましょう。
普段意識をしていないかもしれませんが、人間がどのように動いているかを理解することが必要です。
できない動作があったら、どこができないかを評価しましょう。
動作介助の基本は、自立の方法と介助の方法を一致させることです。
もう少しわかりやすく言うと、患者の残存能力を最大限に利用することです。
例えば、寝返り動作は頭部を持ち上げる(頸部を屈曲・回旋する)ことから始まるものですが、そこを患者自身でやってもらうことで、介助が随分楽になります。
動作介助のポイントの3つ目。口頭指示を適切にしましょう。
患者はどのように動けばいいのかわからないものです。それを事前に知っていれば、協力してくれます。
まだまだ続きます。(多分5回シリーズ)
ありがとうございました。
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