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開胸手術（胸骨正中切開）とは
心臓の手術の際は、胸の真ん中にある胸骨を縦割りして胸を大きく開いて行なわれます。
創も下図のように胸の真ん中に20〜25cmほどになります。
術後にリハが排痰や呼吸介助を行うときは、創が離開しないように、介助の方向を考えなければなりません。
胸骨正中切開術後の呼吸介助の方法
セラピストは親指を剣状突起に合わせて、残りの4指を胸郭の側部に密着させます。
患者の呼気に合わせて、正中方向（矢印の方向）に介助します。
そうすることで、創に負担がかからなくなり、不必要な痛みをおさえることができます。
まあここまで厳密にやらなくても、咳をするときに創を上から圧迫するだけでもいいですよ。
是非、やってみてください。
ありがとうございました。
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