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作業療法における陶芸とは
作業療法では、アクティビティーを治療に取り入れることがありますが、陶芸もその1つです。
陶芸は次のような工程があり、それぞれの工程で治療効果があります。
イメージ作り→練り→成形→乾燥→素焼き→下絵付け→本焼き
筋力の強化や上肢の巧緻動作の改善にも役立ちますが、上記の工程を正しく行うことで高次脳機能の改善にも効果があります。
ちなみに、奈良学園大学の辻下守弘教授は、陶芸療法のメリットについて次のように述べています。(以下は日本陶芸療法士協会のHPより抜粋)
(1)豊かな創造力と創造性の向上
(2)気分転換によるストレスの解消
(3)陶芸ならではの焼き上がりを待つ楽しみ
(4)自らの満足・達成感
(5)身体機能の回復
(6)誰かのために作るという目標意識
(7)作ったものを贈る楽しみ
脳の活性化など認知面・精神面の効果に言及しているのですね。
作業療法(陶芸)のイラスト
「成形」の場面のイラストです。
ありがとうございました。
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