排便に適した姿勢について 〜イラストでご紹介します〜

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排便に適した姿勢とは

入院して安静臥床になると便秘になる人が多いですよね。

僕も入院した直後は尿道にカテーテルを入れられて、排便はオムツでするように言われました。

少し状態が良くなってからは、差し込み式便器でした。

ずっと臥床状態が続き、当然便秘になって3日間排便なし。

いやはや。なんとも。

 

排便に適した姿勢とは

排便にはいきみが必要ですが、このいきむためには、前傾姿勢になることが適しています。

いきむために腹筋や横隔膜の収縮によって腹圧が上昇することが重要で、腹圧を骨盤に伝えるにはこの前傾姿勢になるのが一番良いのです。

また解剖学的にも、前傾姿勢が良いとされています。

真っ直ぐに座った姿勢では、直腸から肛門への通り道が通常直角で狭くなっています。

前傾姿勢となることで、直腸肛門角が開く(約120度)ため、便が出やすくなるのです。

 

イラストを描くと、こうなります。

 

背臥位では直腸肛門角は90度

前傾姿勢では直腸肛門角は120度

 

排便に適した姿勢のイラスト

と言うわけで、排便には適しているのは前傾姿勢です。

 

前に机を設置して前傾を強化してもよいと思います。

 

また、(イラストにはありませんが)足台を置いて、その上に足を乗せるようにして膝を少し上げた前傾姿勢をとっても、直腸から肛門までの道が広くなり、便が出やすくなります。

 

色違いも載せておきます。

 

 

よろしかったら、啓蒙などにお使いください。

ありがとうございました。

 

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