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カーテンを閉める動作
前回、カーテンを開ける動作についてイラストを描きました(詳細は→こちら)
今回は、カーテンを閉める動作のイラストです。
病院に入院中にもベッドのカーテンの開閉が必要になることが多いです。
ふらついてカーテンを引きちぎって転倒した人もいたと、聞いたことがあります。
カーテンのような引いたりすると動いてしまうものを動かすには、前提として立位の安定性が重要になります。
その評価が必要ですね。
リハビリで見るべき視点
「閉められるか」では足りません。
- 側方重心移動は安定しているか
- 片脚支持は何秒可能か
- リーチ時に踵が浮かないか
- 引いた瞬間に体幹が反らないか
- 足部の支持性は十分か
動作の質を見ることが重要です。
カーテンを閉める動作のイラスト
カーテンを閉める動作のイラストを描いて見ました。



環境調整という選択
機能改善ができれば良いですが、全ての方はできるわけではありません。
その場合は、環境を調整する選択も考えましょう。
- 軽いカーテンへ変更
- レールの滑走改善
- 引き紐を下方へ延長
- 窓際への手すり設置
- スリッパの見直し
環境を整えることは、
自立を守るための立派な介入です。
生活の中のバランストレーニング
カーテン動作は、
側方リーチ
体幹回旋
上肢挙上
立位耐久
外力への対応
すべてを含む複合課題です。
病棟の平行棒のなかでは安定していても、窓際の一歩は違います。
だからこそ、退院前には実際の窓辺で練習する意味があります。
おわりに
在宅生活は「大きな動作」よりも、こうした小さな動作の連続でできています。
歩けることと、安全に暮らせることは、必ずしも同じではありません。
カーテンを閉める。
その一瞬に目を向けられるかどうか。
そこに、在宅支援の質が現れるのかもしれません。
まっ、在宅ではカーテンの開け閉めが出来なくても、それほど問題にならないと思いますけどね。
(ここまで書いていて、なんですけど^^)
ありがとうございました。
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