入浴後はどのくらい疲れるの?〜実際患者と患者になって感じたこと〜

入浴後はどのくらい疲れるの?〜実際患者と患者になって感じたこと〜

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入浴後はどのくらい疲れるの?

僕が入院していた時、診察、リハビリ、検査、点滴治療、入浴などスケジュールがびっしり詰まっていました。

各担当セラピストも多くの患者を担当しているため、時間の調整はなかなか難しく、患者は連続したスケジュールをこなすかたちでした。

で、当然入浴後に運動となる日もあるのですが、これが思っているより辛い。

疲労感満載です。

 

僕も入院前はセラピストして同様に入浴後にリハビリにお誘いして、皆さん快く受け入れてくれていた(と思っていた)ので、それほどの疲労が生じているとは考えていませんでした。

でも自分が実際に体験して、目から鱗でした。

今回は、こんな自分の体験から、入浴後になぜこんなに疲労してしまうのか、簡単にお伝えしたいと思います。

 

入浴はいわゆる有酸素運動

浴槽のお湯に浸かかれば、身体はぽかぽかとし、筋肉はだら〜んと緊張が取れます。

いわゆるリラックスした状態が得られます。

 

しかし今度は、体内に蓄積した熱を外に逃げしてあげることが必要になります。

そのために汗をかいてエネルギーを消費するのです。

運動ほど激しい運動していなくても、そのような意味で一連の入浴の過程は『有素運動』をしているのと同じ状態といえるのでしょう。

入浴はそれほどの疲労感を与えているという認識を、周囲も持った方がいいでしょう。

 

後、精神面もあるかもしれません。

体が温まり、筋肉も弛緩した状態で、心もリラックスできます。

そこから、運動に向けて意識を切り替えるは、まあ大変。

少しは休ませてくれと思うのは当然でしょう。

このような理由もあって、入浴直後の運動は避けた方がよさそうというのが、僕の実感です。

 

運動前に入浴することも悪いことばかりではない

ただバスクリン広報のお風呂博士こと石川泰弘氏は、運動前に入浴することの利点もあると言っています。

『(入浴によって)血液の温度を上げれば、酸素がより多く届き、運動のエネルギーも消費されやすいということになる。ですから、運動する前に入浴し、血液の温度が上げた方が、エネルギーを消費しやすい痩せ体質になると考えられます。』とのこと。

でも、この場合も急激な温度上昇は避けたほうが良さそうです。

へーっていう気持ちと、そこまでして痩せたいのかと、半ば呆れる気持ちも抱きます。

それに、運動して汗かくからまたお風呂に入らなくちゃならないといけわけでしょ?

そんな面倒くさいこと、面倒くさがりの僕はお勧めはしません(笑)。

 

ありがとうございました。

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